海綿状血管腫

脳幹部海綿状血管腫 (JNS90:50-58,1999)
 他の部位に比べ出血し易く、自然歴が悪い・・・・手術摘出するべきである。
 手術適応
  ①表在性
  ②出血を繰り返し症状が悪化
  ③病変被膜外に急性出血を認める
  ④病変内出血よりmass effectが強い
脳室内海綿状血管腫 (Neurosurgery44:648-655,1999)
 非常に稀で、術前に診断することは困難。
 比較的大きな病変で、急速に増大することもある。
海綿状血管腫と静脈奇形の合併 (Neurosurgery44:41-47,1999)
  特徴
  ①女性に多い
  ②テント下に多い
  ③症候性出血を伴っている、
  ④症候性出血を繰り返す、⑤痙攣、家族歴は少ない
海綿状血管腫のradiosurgery (JNS 93:987-991,2000)
  若干出血率を下げることはできるが、出血予防効果は明らかでない。
 放射線照射による神経機能障害の増加。
家族性海綿状血管腫 (Neurosurgery46:1272-1279,2000)
  染色体7q,7p15-13,3q25.2-27.2に家族性海綿状血管腫の原因遺伝子が同定。

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