痛みの第一次ニューロンの伝達物質

サブスタンスP
圧および化学刺激で遊離(ソマトメジンで抑制)
ソマトメジン
熱および化学刺激で遊離(サブスタンスPで抑制)

CLINICAL NEUROSCIENCE.1987 Vol.5 No.5p86-91

痛み(excess pain)
・侵害受容器の直接刺激によるもの = Aδ神経線維伝導性の速痛(1次性)
      刺激⇒侵害受容器⇒1次知覚神経⇒後角⇒中枢
・侵害刺激による組織破壊で発痛物質が産性遊離 = C線維伝導性の遅痛(2次性)
      刺激⇒発痛物質⇒侵害受容器(ポリモーダル受容器)⇒
      1次知覚神経(神経伝達物質)⇒後角⇒中枢

侵害受容器
・機械的刺激により興奮するもの—————–Aδ神経線維に伝導
・熱刺激に興奮するもの—————————Aδ神経線維に伝導
・機械的刺激、熱刺激、化学物質に興奮(ポリモーダル受容器)—-C線維に伝導

発痛物質 pain producing substance(PPS)
●bradykinin, PGE1, PGE2, histaminなど。
●C線維にのみ介在している。

1次知覚神経の神経伝達物質(知覚C線維のみで証明されている)
●サブスタンスP
 圧および化学刺激で遊離(ソマトスタチンで抑制)
●ソマトスタチン
 熱および化学刺激で遊離(サブスタンスPで抑制)

w300

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