頭痛がないときMIBS-4の結果
スコアが 5点以上 「重度」 |
頭痛が起こっていない時でも、頭痛によって仕事や学校、人付き合いなどの大切な活動が妨げられたり、無力感を覚えたりすることがあるようです。 対処法や急性期治療の見直しに加え、予防治療が推奨されます。 |
スコアが |
頭痛が起こっていない時でも、頭痛が日常生活に何らかの影響を与えているようです。 対処法や急性期治療薬の見直しに加え、予防治療を検討しましょう。 |
スコアが 1〜2点 「軽度」 |
頭痛が起こっていない時に、頭痛が日常生活に影響を与えていることはあまりないようですが、 対処法や急性期治療薬のを見直すことができます。 |
スコアが 0点 支障なし |
今後も定期的にチェックをして、頭痛が日常生活にどのような影響を与えるかを知っておくことをお勧めします。 |
Four-item clinic version of the Migraine Interictal Burden Scale(MIBS-4)
片頭痛の患者が日常生活や心理的な負担を評価するための簡易的な自己報告式アンケートです。このスケールは、片頭痛の発作と発作の間(間欠期)に患者が感じる影響を測定することを目的としています。MIBS-4は特に臨床の場で迅速かつ効率的に使用できるように設計されています。
評価項目
以下のような片頭痛の間欠期における患者の負担を測定します
- 日常生活への影響
- 精神的および感情的な影響
- 社会活動への支障
- 全体的な片頭痛によるストレス
スコアリング
各項目には0~4のスコアが付けられます(0 = 影響なし、4 = 非常に大きな影響)。合計スコアは0~16点の範囲となり、スコアが高いほど患者の間欠期負担が大きいことを示します。