トリプタン内服薬の特徴一覧(詳細)

5-HT(1B/1D)受容体作動薬:トリプタン

一般名

スマトリプタン

ゾルミトリプタン エレトリプタン リザトリプタン ナラトリプタン
商品名 イミグラン錠50

ゾーミッグ錠2.5mg

ゾーミッグRM錠2.5mg

レルパックス錠20mg

マクサルト錠10mg

マクサルトRPD錠10mg

アマージ錠2.5mg
1回投与量 50mg 2.5mg 20mg 10mg 2.5mg
1日最大投与量 200mg 10mg 40mg 20mg 5mg
追加投与間隔 2時間以上 2時間以上 2時間以上 2時間以上 4時間以上
効果不十分のとき 次回より100mg投与可 次回より
5mg投与可 
次回より40mg投与可     
Tmax(hr) 1.80

3.00
RM錠 n/a

1.00

1.00
RPD錠 1.30

2.68
T1/2(hr) 2.20

2.40
RM錠 n/a

3.20 1.60 5.05
生物学的利用率 14%

40%
RM錠 n/a

36.4% 45%
RPD錠 48.0%
70%
薬剤

RM錠

RPD錠

包装

RM錠

RPD錠

       

RM:口腔内速溶、RPD:口腔内崩壊

味:ゾーミッグRM錠はオレンジ味、マクサルトRPD錠はミント味

追加投与のルール(異なる成分のトリプタン製剤)

血圧上昇又は血管攣縮が増強されるおそれがある。本剤投与後に他の5-HT(1B/1D)受容体作動型の片頭痛薬を投与する場合、もしくはその逆の場合は、それぞれ24時間以内に投与しないこと。

MAO阻害剤

本剤の消失半減期(t1/2)が延長し、血中濃度-時間曲線下面積(AUC)が増加するおそれがあるので、MAO阻害剤を投与中あるいは投与中止2週間以内の患者には本剤を投与しないこと。

エルゴタミン製剤:クリアミン
エルゴタミン誘導体含有製剤:ジヒデルゴット(ジヒドロエルゴタミン)、エルゴメトリンF(エルゴメトリン)、メテルギン(メチルエルゴメトリン)

血圧上昇又は血管攣縮が増強されるおそれがある。本剤投与後にエルゴタミンあるいはエルゴタミン誘導体含有製剤を投与する場合、もしくはその逆の場合は、それぞれ24時間以上の間隔をあけて投与すること。

w300

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