認知症簡易スクリーニングシート|浦上式
この簡易スクリーニングシートは、簡便かつ時間をかけずに認知症をスクリーニングすることができます。
また、点数が良くなかった検査項目によって、脳溝障害部位をある程度推定することができる点も特徴の一つです。
鳥取大学医学部 保健学科生体制御講座 教授 浦上克哉 先生
「時間の見当識」の低下 → 側頭葉の障害が疑われます。
認知症が重度になるほど、一般に日時のズレが大きくなります。
「空間認知」の低下 → 頭頂葉の障害が疑われます。
アルツハイマー型認知症の場合、立方体を正確に描けなくなってきます。
「遅延再生」の低下 → 側頭葉の障害が疑われます。
認知症が比較的軽度の段階から障害されます。
ご家族で気になる方がいましたら、テストしてみて下さい。
(※ご自分で行うテストではございません)
認知症が疑わしい場合は、早めの受診をお勧めします。
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