手足の麻痺(マヒ)

普段やらないことをやったりすると、疲れて手に力が入らないこともありますが、疲れてないのに力が入らない、足に痛いところが無いのに歩けない、立てない、つまづくことが多くなったというのは異常です。

麻痺の原因は、筋肉だけでなく、神経が問題でも起きます。

神経には、頭や脊髄の中枢神経や、手足に繋がる末梢神経がありますが、

特に脳が原因の場合は急を要します。

「何となく、手が重いんだよな」という場合は

バレー徴候を誰かに見てもらってやってみてください。

1.両腕を水平にあげる。

2.手のひらを上に向ける
(少し手を外に開くようにしないと水平を保つのが難しいを思います。)

3.目をつぶって、この状態を維持する。

4.30秒から1分くらいやって、もし下の写真のように手が下がる場合は麻痺があります

Barres sign

5.軽い麻痺の場合は手が内側に少しだけ傾くだけのときもありますが、大事なのは左右で差が無いかどうかということです。

このような症状が急に出たときには脳卒中(脳梗塞、脳内出血)である可能性があります。

すぐに病院に行くと助かる場合もあるので、躊躇せずに病院に行きましょう。

歩けない方はタクシーや救急車を呼んで移動して下さい。
(自分で車を運転しないように。事故を起す危険性)

麻痺が有るか無いかは、他の人が目で見ることが出来ますので

「力が入らない」「歩けない」「つまづく」「立てない」「動けない」などの

症状がある方を見た方は病院に行くよう勧めましょう。

脳だけではなく、脊髄神経、背骨の問題、神経の圧迫などの問題であることもあります。

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